私たちは建主の希望や家族構成、敷地、予算などを整理し、総合的に検討しながら図面に反映させます。敷地の現況や周辺の環境を考慮し、基本設計図面を描きます。基本設計が決まれば、必要があればスタディ模型を作製して検討を重ねます。建主の手持ちの家具を図面に落とし込んだりと、施工に必要なよりきめ細かい図面を作成します。
設計図面を基に、施工業者は工事金額を算出しますが、私たちは建主の代理人として、工事金額の適正をチェックします。工事に入ってからは、設計図面通りに適正な工事が行われているかどうか、建物が完成するまで施工のチェックを行います。全ては建主のために、工事の全体統括、設計の監理を行います。
基本プランから実施設計へ
まず、オーナー家族の希望をお聞きし、敷地や予算条件などを総合的に判断して、基本プランを作製します。基本プランが決定すれば、よりきめ細かい実施設計を行います。
スタディ模型の作製
新築住宅の場合、基本プランを詰めて行く段階で、必要に応じてスタディ模型を作製します。オーナーの土地に実際にどのように建つのか、配置やボリュームなどをスタディ模型によって確認してゆきます。
実施設計から設計監理へ
実施設計が完成したら、オーナーの希望に合わせ施工業者の選定も行います。施工業者から提出された見積もり金額の適正をチェックします。工事が始まってからは、設計図面通りに施工が適正に行われているどうか、建物が完成するまで設計の監理をします。
【実施設計の参考例】
特に、実施設計では、お手持ちの家具の配置から、作り付けの家具の設計まで、きめ細やかな設計を進めていきます。